式の展開 置き換えの利用

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式の展開ー置き換えの利用ー 数と式
置き換えを上手く使って簡単に展開する方法を学びましょう☆

式の展開は数学の基本中の基本!
展開における置き換えの利用をわかりやすく解説!
置き換えが使えるレベルになるまで練習しましょう!
この投稿を見て勉強すれば,展開の置き換えに困ることはありません!

置き換えを使う場面

例題
$(a+b+2c)(a+b-2c)$ を展開せよ。

 

$(a+b)$ のように共通した部分があるときに『置き換え』を使うよ!

分配法則を使ったら解けそうだけど…

そんな考え方をしてると数学の力がつかないよ!

『速く正確に』解くために,置き換えは重要だよ!

置き換えを使わない解法

\begin{eqnarray} && (a+b+2c)(a+b-2c) \\\\ &=& a^2+ab-2ca+ab+b^2-2bc+2ca+2bc-4c^2 \\\\ &=& a^2+2ab+b^2-4c^2 \end{eqnarray}

 

項が多いから計算ミスしそう…

置き換えを使った解法①

 $a+b=A$ とおくと

\begin{eqnarray} && (a+b+2c)(a+b-2c) \\\\ &=& (A+2c)(A-2c) \\\\ &=& A^2-4c^2 \\\\ &=& a^2+2ab+b^2-4c^2 \end{eqnarray}

 

『共通する部分を文字で置き換える』やり方!

置き換えを使った解法②

\begin{eqnarray} && (a+b+2c)(a+b-2c) \\\\ &=& \{(a+b)+2c\}\{(a+b)-2c\} \\\\ &=& (a+b)^2-4c^2 \\\\ &=& a^2+2ab+b^2-4c^2 \end{eqnarray}

 

$a+b$ を『1つのものとみて考える』やり方!

置き換えを使う展開のポイント

置き換えのポイント
共通になる部分を見つけて,1つの文字($A$ や $X$ )で置き換えるか,(  )でくくると,使える展開の公式がわかる

 

↓必要な展開の公式はここで学べる!

式の展開 公式の利用
式の展開は数学の基本中の基本! 展開の公式の使い方と覚え方をわかりやすく解説! 展開の公式を定着させて,いつでも使えるレベルになるまで練習しましょう! この投稿を見て勉強すれば,展開の基本的な問題に困ることはありません!

置き換えを使う問題3選

問題
次の式を展開せよ。
(1) $(x^2-x+1)(x^2-3x+1)$ 
(2) $(2x+y-z)(2x-y+z)$ 
(3) $(a-b+c+d)(a+b+c-d)$

 

自力で解けたら答えを見てみよう!

共通する部分を文字で置き換える方法

答えを見る

 

1つのものとみなして考える方法

答えを見る

どっちの方法がいいか

『共通する部分を文字で置き換える』

『1つのものとみなして考える』

結局,どっちの方法がいいの?

できるなら『1つのものとみなして考える』方法が速く解ける!

『共通する部分を文字で置き換える』方法に慣れてきたら練習してみよう!

ポイント
まずは『共通する部分を文字で置き換える』練習をしてから,慣れてきたら『1つのものとみなして考える』練習をしてみる

 

置き換えて考えることは,高校数学で非常に重要なテーマ!

しっかり練習して置き換えに慣れよ!

あなたのオススメ

🔰基本…まずはこの記事から!
🔵標準…基本問題や公式の理解度が重要!
🔴応用…場合分けなど思考力が要求される!

数と式
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