直線と平面の交点のベクトル(四面体)

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空間のベクトル

直線上の点

直線上の点

 直線 OA 上に点 B があるとき,実数 k を用いて

OB=kOA

 と表すことができる

 

 OAk 倍に拡大または縮小したベクトルが OB なので

OB=kOA

平面上の点

3 点でつくられる平面上にある点

 平面 ABC 上に点 P があるとき

AP=sAB+tAC

 を満たす実数 st が存在する

 

AP=sAB+tAC

 

平面 ABC における点 A を始点とする ABAC を用いると

同じ平面上にある点 P について,AP

AP=AB+AC

と1通りに表すことができる

 

始点を BC にしてもよい

例えば

CP=sCA+tCB

のように表すことができる

詳しくはこれ↓

同一平面上にある点
3点でつくられる平面上にある点に関してベクトルの式を作って問題を解こう!

四面体

四面体  4 つの三角形でできる立体

すべての三角形が正三角形の場合は 正四面体

四面体の問題を解く場合は,どこかの三角形に着目して解くことがコツだよ!

直線と平面の交点のベクトル

四面体に関する問題

 四面体 OABC において,辺 OA の中点を D,辺 BC2:1 に内分する点を E,線分 DE の中点を F とし,直線 OF と平面 ABC の交点を P とする。OA=aOB=bOC=c とするとき,OPabc を用いて表せ。

 

 

考え方

 点 P の条件を用いて OP を2通りで表して係数比較

 ① 点 P は直線 OF 上にある

 ② 点 P は平面 ABC 上にある

 

この考え方をおさえて問題を解いてみよう!

 点 P は直線 OF 上にあるので,

OP=kOF

 となる実数 k がある

 ここで,

OD=12OA=12a

 また,

OE=OB+2OC2+1=13b+23c

 以上より,

OF=OD+OE2=12a+13b+23c2=14a+16b+13c

 よって,

OP=kOF=k(14a+16b+13c)=14ka+16kb+13kc  

 点 P は平面 ABC 上にあるので,

AP=sAB+tAC

 となる実数 st がある

 よって,

OP=OA+AP=OA+sAB+tAC=a+s(ba)+t(ca)=(1st)a+sb+tc  

 abc は1次独立なので,

 (OABC は同じ平面上にないので)

 OP の表し方はただ1通りである

 ①,②より

14k=1st, 16k=s, 13k=t

  16k=s, 13k=t  を  14k=1st  に代入すると

14k=116k13k

k=43

 ①に代入すると

OP=13a+29b+49c

 

平面ベクトルの「2直線の交点におけるベクトル」と似ているね!

これも『求めたいベクトルを2通りで表して係数比較』という解き方だね!

まとめ

● 直線上の点

 直線 OA 上に点 B があるとき,実数 k を用いて

OB=kOA

 と表すことができる

● 平面上の点

 平面 ABC 上に点 P があるとき

AP=sAB+tAC

 を満たす実数 st が存在する

● 直線と平面の交点におけるベクトル

 求めたいベクトルを2通りで表して係数比較して解く

 

 

空間のベクトルの分野において,超重要な問題!

しっかり練習してマスターしよう!

空間のベクトル 数学B
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