高校数学Ⅰの2次関数の応用問題の1つである
2次方程式が異なる2つの正の解をもつ
2次方程式が異なる2つの負の解をもつ
2次方程式が符号の異なる2つの解をもつ
という問題をわかりやすく解説しました!
ポイントは、『判別式・軸の位置・端点の
2次関数の図をかいて、それぞれの条件を整理すれば必ず解けます!
問題
(2) 2次方程式
(3) 2次方程式
(1)
方程式
よって,次の [1]~[3] がすべて成り立つ

[1]
[2] 軸が
[3]
よって
①~③の共通範囲をとって
(2)
方程式
よって,次の [1]~[3] がすべて成り立つ

[1]
[2] 軸が
[3]
よって
①~③の共通範囲をとって
(3)
方程式
すなわち
よって

2次方程式が異なる2つの正の解をもつ
2次方程式
[1]
[2] 軸
[3]
[1]判別式・[2]軸の位置・[3]端点の


『判・軸・端』に着目しよう!
(1)
方程式
よって,次の [1]~[3] がすべて成り立つ

[1]
[2] 軸が
[3]
よって
①~③の共通範囲をとって
2次方程式が異なる2つの負の解をもつ
2次方程式
[1]
[2] 軸
[3]
[1]判別式・[2]軸の位置・[3]端点の


『異なる2つの正の解をもつ条件』と比べると、
軸の条件が違うだけだね!
(2)
方程式
よって,次の [1]~[3] がすべて成り立つ

[1]
[2] 軸が
[3]
よって
①~③の共通範囲をとって
2次方程式が符号の異なる2つの解をもつ
2次方程式
[3]
端点の
※[1] 判別式 と [2] 軸の位置 は必要ない

(3)
方程式
すなわち
よって

🔵2次関数のグラフの平行移動・対称移動
🔴軸に定数を含む2次関数の最大・最小の場合分け
🔴定義域の片端に定数を含む2次関数の最大・最小の場合分け
🔴定義域の両端に定数を含む2次関数の最大・最小の場合分け
🔵因数分解形の利用した2次関数の決定
🔴場合分けが必要な文字係数の方程式
🔵2次関数がx軸から切り取る線分の長さ
🔴文字係数の2次不等式
🔴異なる2つの○より大きい・小さい解
🔰基本…まずはこの記事から!
🔵標準…基本問題や公式の理解度が重要!
🔴応用…場合分けなど思考力が要求される!
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