最大公約数と最小公倍数①

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数学A

最大公約数

約数

$24$ の正の約数

$1,2,3,4,6,8,12,24$

$24$ を割り切ることができる数

公約数

公約数とは共通する約数のこと!

$24$ と $36$ の正の公約数

$24$ の約数

$1,2,3,4,6,8,12,24$

$36$ の約数

$1,2,3,4,6,9,12,18,36$

公約数は

$1,2,3,4,6,12$

最大公約数

最大公約数は公約数の中で最大のもの!

$24$ と $36$ の正の公約数は

$1,2,3,4,6,12$

$24$ と $36$ の最大公約数は $12$

約数→公約数→最大公約数の順に理解しておこう!

最小公倍数

倍数

$12$ の正の倍数

$12,24,36,48,60,72,84,\cdots$

$12$ を整数倍したもの

公倍数

公倍数とは共通する倍数のこと!

$12$ と $16$ の正の公倍数

$12$ の約数

$12,24,36,48,60,72,84,96,\cdots$

$16$ の約数

$16,32,48,64,80,96,112,128,\cdots$

公倍数は

$48,96,144,\cdots$

最小公倍数

最小公倍数は公倍数の中で最小のもの!

$12$ と $16$ の正の公倍数は

$48,96,144,\cdots$

$12$ と $16$ の最大公約数は $48$

倍数→公倍数→最小公倍数の順に理解しておこう!

最大公約数と最小公倍数の求め方

最小公倍数と最小公倍数を簡単に求める方法を学ぼう!

2つの場合

$36$ と $90$ の最大公約数と最小公倍数

最大公約数と最小公倍数を求めたい数を並べる

素数で割っていく

素数で割れなくなったら終了

最大公約数は左  $2・3・3=18$

最小公倍数は $L$ 字  $2・3・3・2・5=180$

素因数分解みたいな方法で求まるね!

3つの場合

3つの場合は,最大公約数と最小公倍数を分けて考えるのがポイント!

$36$ と $42$ と $90$ の最大公約数と最小公倍数

○最大公約数

最大公約数は  $2・3=6$

○最小公倍数

$6$ と $7$ と $15$ について

$6$ と $15$ は $3$ で割れるので

$7$ を無視して割る

ここまでして最小公倍数を計算する

最小公倍数は  $2・3・3・2・7・5=1260$

3つ以上の場合は注意が必要だね!

まとめ

● 最大公約数

 公約数(共通する約数)の中で最大のもの

● 最小公倍数

 公倍数(共通する倍数)の中で最小のもの

● 最大公約数と最小公倍数の求め方

 素因数分解のように割っていく

問題

$60$ と $72$ の最大公約数と最小公倍数

最大公約数は  $2・2・3=12$

最小公倍数は  $2・2・3・5・6=360$

 

$24$ と $90$ と $126$ の最大公約数と最小公倍数

〇最大公約数

最大公約数は  $2・3=6$

〇最小公倍数

最小公倍数は  $2・3・3・4・5・7=2520$

 

最大公約数と最小公倍数を求めるだけなら,この方法がいいね!

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