階差数列

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数列

階差数列

1371321

という数列について,隣り合う 2 項の差とると

2468 という数列が得られる

この  2468 を  1371321 の 階差数列 とよぶ

 

数列 {an} の隣り合う 2 項の差

an+1an=bn (n=123)

を項とする数列 {bn} を,数列 {an} の 階差数列 という

階差数列から一般項を求める方法

1371321

は等差数列でも等比数列でもないので,このままでは一般項を求めることができない

しかし,階差数列をとることで,一般項を求めることができる

 

数列 {an} とその階差数列 {bn} について

a2=a1+b1

a3=a2+b2=(a1+b1)+b2=a1+b1+b2

a4=a3+b3=(a1+b1+b2)+b3=a1+b1+b2+b3

したがって,n2 のとき

an=a1+b1+b2+b3++bn1

これをΣを用いて表すと

an=a1+k=1n1bk

 

等比数列と一般項

 数列 {an} の階差数列を {bn} とすると

n2 のとき   an=a1+k=1n1bk

n2 のとき」というのはとても重要

n=1 のとき,すなわち a1 は,階差数列を使って表すことができない

また,n=1 を上の式に代入すると

a1=a1+k=10bk

となり,Σの式があり得ない式になってしまう

よって,上の式を用いる場合は 「n2 のとき」 と書く必要がある

 

{an} の初項と階差数列 {bn} の初項から第 (n1) 項までの和で {an} の一般項が求まるんだね!

(n1) 項までというところがポイント!

間違えないようにしよう!

Σが苦手な人はこれ↓

和の記号Σ
Σは数列の和をシンプルに表すことができる記号!和の記号Σの基本を学ぼう!

問題

問題を解いてみよう!

 次の数列 {an} の一般項を求めよ。

 (1) 1381627

 (2) 235917

 (1) 1381627

  この数列の階差数列 {bn}

25811

  数列 {bn} は初項 2,公差 3等差数列なので

bn=2+3(n1)=3n1

  n2 のとき

an=a1+k=1n1(3k1)=1+312(n1){(n1)+1}(n1)=1+32n(n1)(n1)=32n252n+2

  n=1 を代入すると  a1=1

  よって,an=32n252n+2n=1 のときも成り立つ

  したがって,   an=32n252n+2

 

 (2) 235917

  この数列の階差数列 {bn}

1248

  数列 {bn} は初項 1,公比 2等比数列なので

bn=2n1

  n2 のとき

an=a1+k=1n12k1=2+2n1121=2+2n11=2n1+1

  n=1 を代入すると  a1=2

  よって,an=2n1+1n=1 のときも成り立つ

  したがって,   an=2n1+1

 

Σの計算が苦手な人はこれ↓

まとめ

● 階差数列

 数列 {an} の隣り合う 2 項の差

an+1an=bn (n=123)

 を項とする数列 {bn} を,数列 {an} の 階差数列 という

● 階差数列から一般項を求める

 数列 {an} の階差数列を {bn} とすると

n2 のとき   an=a1+k=1n1bk

 

階差数列は差がつくところ!

きちんと解けるようにしよう!

数列 数学B
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