鈍角の三角比の考え方きちんと理解していますか?
鋭角の三角比は直角三角形で考えていましたが,鈍角の三角比は座標で考えるので少し難しく感じます!
ですが,基本をきちんとおさえることで必ず理解できます!
単位円を使った鈍角の三角比の考え方をわかりやすく解説します!
鋭角の三角比の定義
鋭角() の三角比は直角三角形で定義されていたね!
直角三角形の鋭角( 未満の角)の1つを とし,斜辺の長さを ,その他の辺の長さを下図のように , とするとき,三角比の定義は以下のようになる。
※ のことを の隣の辺なので「隣辺」, のことを の向かいの辺なので「対辺」とよぶこともある。
三角比の定義
● の覚え方
の筆記体で
● の覚え方
と書いて
● の覚え方
の筆記体で
詳しく復習したい人はこれ↓

三角比の基本
数学Ⅰの三角比が最初からよくわからない人必見!
30°,45°,60°における三角比を丁寧に解説しました!
三角比の最初は直角三角形の辺の比を考えることが重要!
ここがわからなければ,三角比はわからないままです!
この投稿を見れば,三角比の基本はばっちり!
座標を用いた三角比の定義
直角三角形だと 90° までしか三角比が定義できないね!
90° より大きい角の三角比はどうやって定義するのかな?
90° より大きい角の三角比は,座標を用いて定義するよ!
座標平面上において原点を中心とする半径 の半円をかき,この半円と 軸の正の部分との交点を とする。
となる点 をこの半円上にとり,点 の座標を としたとき,
三角比の定義
大まかにみると同じだけど,
と が長さではなく座標になったことは注意しよう!
単位円による三角比の定義
の円(単位円)を考えると, と の定義がシンプルになるよ!
は単位円上の点の 座標, は単位円上の点の 座標
用いる直角三角形
30,45,60 の直角三角形の斜辺の長さを にすると
, の値
ポイント
● ,
● ,
● ,
実際, と書くことが多いですが,
大小関係を分かりやすくするために と書いています
● ,
● ,
● ,
● ,
● ,
● ,
は 座標なので, が大きくなるにつれて,
までは大きくなり, 以降は小さくなる
は 座標なので, が大きくなるにつれて,小さくなる
の値
は なので, は直角三角形の斜辺の傾きを表している
ポイント
● ,,
● ,,
● ,
, のときの傾きは
(全く傾いていない)
● はなし
のときの傾きは「定義できない」
(傾きすぎ)
三角比の符号
鋭角と鈍角における三角比の符号をきちんとおさえておこう!
鋭角は ,鈍角は
三角比の符号
は 座標なので,鋭角でも鈍角でも正()
は 座標なので,鋭角では正()鈍角では負()
は傾きなので,鋭角では正()鈍角では負()
まとめ
● 三角比の定義
● は 座標, は 座標
( とすると)
● は傾き
● 三角比の値
● 三角比の符号
鋭角は ,鈍角は
鈍角における と が負になる
きちんと理解しておけば,数Ⅱの三角関数にも使えるよ!
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